UAD版 BOSS「CE-1」レビュー。
1976年発表の伝説の名器 Chorus Ensemble
CE-1は、1976年にBOSSの第一号機として発表されたものであり、世界初のコーラスエフェクターとなります。
また、CE-1はローランドのギターアンプ「JC-120」のステレオコーラス部をコンパクト化したものでもあります。
UADプラグインと言うと、1176やNaveなどアナログコンプレッサーやEQのモデリングのイメージが強いですが、これ以外でもUADクオリティに変わりはありません。
今回のCE-1もそのひとつです。暖かなアナログ的サウンドや、心地の良い揺らぎはUADならではです。
CE-1 パラメーター
パラメーターは実機と同じくシンプル設計。
赤色箇所、コーラスモードの場合はツマミはひとつ。このツマミでコーラス量、うねりの周期を調整。
黄色箇所、ビブラートモードではDepthとRateを調整可能。
緑箇所、ステレオモードではDRY、WET音の配置を変更できます。
あと、特筆すべきは上の画面の左下と右上のスイッチ部分。青色箇所です。
オンオフスイッチが2つあるのですが、右上は本来のオンオフ。オフにするとバイパスになります。
左下のスイッチは、オフにしてもCE-1独特のサウンドキャラクターが僅かに残ります。これは実機の回路と同様であり、これがアナログキャラクターとなりオフ状態でも暖かな音にすることができます。
デモ音源
簡単ですが、デモを録音してみました。
始めの4小節はオフ、以後4小節ごとに設定を変えています。
ギタリストなら「これだよね」っていううねり。ほんと癖になりそうですね。
デモはクリーンギターでしたが、ディストーションギターでも、他の楽器でも十分に使えそうですし、
今回はインサートで使ってみましたが、センドで使ってみたり、ディレイなど空間系のモジュレーションエフェクトとして使ったり幅広く使っていけそうです。
何よりもUADクオリティのコーラスサウンドがほんとに魅力的で。今までコーラスプラグインは色々なものを使ってきましたが、ようやく納得のいくものを手に入れれたような、そんな気さえします。これからのスタンダードコーラスとして使っていこうと思っています。
UNIVERSAL AUDIO APOLLO TWIN
UNIVERSAL AUDIO (ユニバーサルオーディオ)
APOLLO TWIN SOLO
Thunderbolt接続オーディオインターフェイス
スポンサーリンク
コメントを残す