SONYミラーレスα 超望遠システム構築の4つの手段

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SONYミラーレスカメラの超望遠システムについて考えてみました。

APS-Cのミラーレス機がベース

ソニーのミラーレスカメラとしては、α7などのフルサイズ機、α5000やα6000などのAPS-C機とありますが、今回はAPS-Cモデルをベースにして話を進めたいと思ってます。

APS-Cのα型番や旧NEX型番をベースにするため35mm換算での焦点距離は×1.5倍です。マウントはEマウントとなります。

現状のEマウントの望遠レンズは換算300mmまで

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APS-C機のEマウントカメラでも望遠レンズはありますが、55-210mmや18-200mmなど換算で300mm程度の望遠しかないのですよね。

通常の撮影では、換算300mmもあれば被写体をぐっと引き寄せることができますし、十分に事足りることだと思いますが、野鳥やスポーツなどもう少し焦点距離を稼ぎたい場面では物足りなく思うこともあります。

換算で500mmや600mm、またはそれ以上の焦点距離で写真を撮るためのシステムはどのようなものがあるのだろうと?

超望遠システムの選択肢を考えてみました。

その1:ケンコーミラーレンズ

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まずはいちばん手頃なミラーレンズ。ケンコーから発売されている、ミラーの反射を利用して焦点距離を稼いでいるレンズです。

構造上の特徴もあり、この焦点距離においてはサイズもコンパクトで値段もお手頃です。

Eマウントに取り付けると換算600mmという超望遠の撮影をすることができるレンズです。写真の写りとしても、この値段を考えるとコストパフォーマンスは高く、最も手軽に超望遠を楽しめるレンズになっていると思われます。

フォーカスがマニュアルであったり、ボケがリングボケになるのが好みの分かれるところかもしれません。

Kenko ミラーレンズ 400mm F8 ソニーαE フード付 | ケンコー・トキナー

その2:マウントアダプターでαレンズを使用。フォーカスはAF

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マウントアダプターをつけてソニー一眼レフのαレンズを使用するという手段です。αレンズ用のマウントアダプターは位相差AFユニットがついているLA-EA2やLA-EA4(フルサイズ対応)という製品があり、このアダプターを使用することでAFが効く状態でαレンズを使用することができます。

公式サイトには機種ごとのレンズ互換情報がありますので、検討されている方は一度確認しておいた方が良いかと。参考用として「α6000+マウントアダプター」のレンズ互換情報を載せておきます。レンズによっては一部制限があったりするので注意が必要です。

α6000(ILCE-6000) レンズ互換情報 | アクセサリー互換情報 | デジタル一眼カメラ α(アルファ) | サポート・お問い合わせ | ソニー

少々値段は張りますが、SONY SAL70400G2などはAF速度、画質には定評があり、全体的に評価の高いレンズとなってます。このレンズを付けた場合換算で600mmとなります。

値段がもう少し手頃なのは、シグマのAPO 120-400mm。こちらも換算600mm。値段も抑えられているため比較的手頃に超望遠を楽しむことができます。

ただし、シグマやタムロンなどのサードパーティー製のレンズはについては、AFが効かないものや、レンズの認識が不安定なものがあるようなので、全てのレンズで使えるものではありません。ネット上では「○○のレンズでは正常動作している」という声も多くありますが、このあたりはあくまでも自己責任となります。

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その3:マウントアダプターでマニュアルレンズを使用。フォーカスはマニュアル

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上に同じくマウントアダプターを使用する方法なのですが、こちらはピント合わせをマニュアルで行うものです。

マニュアルに割り切ることができれば、アダプター経由でキャノンやニコン、オールドレンズまで様々な種類のレンズを付けることが可能になり選択肢はグッと増えます。

もちろんAFができるに越したことはないですが、超望遠でのピントはすごくシビアになるためマニュアルで調整する場合も多くあります。

レンズの種類や使いたい特定のレンズを優先して、このシステムにするのも良いかと思われます。

その4:デジスコ

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カメラのレンズではなく、フィールドスコープや望遠鏡をカメラに取り付けて撮影する方法です。

中でも、BORGという天体望遠鏡は評価も高く、換算1000mm程度の超望遠で解像度の高い写真を撮っておられる方も多くいます。

カメラに取り付けるには、アタッチメントなどが必要となったり、レンズ本体の全長も500mm程度あったり、ピントは基本マニュアルとなるなどの制約もありますが、
BORGの超望遠での解像力には目を見張るものがあります。

換算で200mm程度から1000mmを超える幅広いラインナップから選択できるのも魅力です。

BORG(ボーグ)天体望遠鏡

番外編-1 一眼レフ

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本記事では、ミラーレスカメラで超望遠システムを構築しようという内容でしたが、視点を変えて、ミラーレスは普段用、一眼レフを超望遠カメラとして使用するという考え方。

仮にミラーレスにマウントアダプターをつけた場合、上にも書いた通りもろもろの制約がでてきます。それだったらいっその事カメラ本体を正規のマウントにして、超望遠カメラとして使おうというものです。

ものによってはミラーレスにマウントアダプターを取り付けて超望遠レンズをつけるよりも、安定したシステムを構築することができます。

番外編-2 高倍率コンデジ

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ミラーレスでなく高倍率コンデジ、所謂ネオ一眼を使用しようとするものです。

上の画像はSONYの高倍率コンデジ HX400Vというもので、望遠側は換算で1200mmまでカバーできます。

高倍率コンデジのメリットはなんと言っても、軽量コンパクトそして安価。ミラーレスや一眼で1000mm超えのシステムを組もうと思うと、どうしても大きくて重く、そして高額なものになってしまうのが、高倍率コンデジでは数百グラム、数万円で手に入れることができます。

画質としては、ミラーレスに高性能なレンズをつけたものに比べると落ちるには落ちますが、現在のコンデジの画質はどんどんと良くなってきているので、小型軽量、そして安価、気軽に撮影に持って行けるカメラを優先するなら、こういった選択肢も十分にあり得るものだと思います。

番外編-3 その他ミラーレス

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ソニーEマウントのカメラではなく、マイクロフォーサーズ機やペンタックスQ10などのミラーレスを選択するということ。

Eマウントでは、換算の焦点距離は1.5倍です。
マイクロフォーサーズでは、2倍です。
ペンタックスQマウントでは5.5倍です。

200mmのレンズをつけた場合の換算値は、
Eマウントでは、300mm。
マイクロフォーサーズでは、400mm。
ペンタックスQマウントでは、1100mm。

特にQマウントでは焦点距離を稼ぐ事ができ、マウントアダプター経由でペンタックスKマウントや他社製のレンズをつける事ができるので、簡単に超望遠仕様にすることができます。

アダプター経由のため制約はありますし、かなりマニアックな使い方になりますが、超望遠という観点で気軽にレンズ交換できるのがこのシステムの魅力だと思います。

以上、超望遠システム構築の手段をまとめてみました。

こういうものはカメラのマウント選びと同様に気軽に変えれるものではないので、慎重に選んでいきたいところですね。

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