Waves LouderとL1 どちらが効率的に音圧を上げられるか?

louder vs l1

ステムトラックや個々のトラックにWaves Louderをインサートすることで簡単に音圧を上げることが出来ます。

Louderはツマミがひとつだけというシンプル仕様なので、細かいところをあれこれと考えず直感的なミックスができるのが魅力です。

音質も操作性もよく、音圧が欲しいと思った時には必ずと言っていいほどインサートしているプラグインです。

LouderとL1の比較

いつも使っているLouderですが、同じWavesのリミッター/マキシマイザーであるL1でも同様の使い方ができるでは?

また、使い分けるとしたらそれぞれはどのような音のキャラクターなのか?

実際のステムトラックで音の比較をしてみました。

ピーク値とRMS値の結果

まずはピーク値とRMS値を確認します。

4小節のループを、
①元音
②Louderで処理したもの
③L1で処理したもの
で比較します。

louder vs l1-4
結果はこちら。元音のピーク値とRMS値、プラグインで処理したピーク値とRMS値となります。いちばんの上のマキシマイズ値というのは、各プラグインの設定値です。

この表からは、Louderの方が効率的に音圧が上がっていることが分かります。

※ピーク値とRMS値はLogicProX純正のマルチメータープラグインで確認。

注目するべきはピーク値の差

LouderとL1のマキシマイズ値を決めるには、RMSの値をターゲットにしました。

先ずは元音にLouderをインサートして、ツマミを適当なところまで上げその時のRMS値を確認(今回の場合はRMS-13.8dB)。

次は、元音にL1をインサートしてRMSが-13.8dBになるスレッショルドを設定。という流れ。

その時に示すピークの値の差は約2dB。

同じRMSで比べた場合、Louderの方がピークレベルが低い。それはLouderの方が音圧を稼ぎやすいということですね。

※単体のトラック、ステム、2ミックスで確認した結果、どれもピークとRMSの関係は同じでした。具体的な数値は若干異なりますが、どれもLouderの方が音圧を稼ぎやすい結果です。

音質はLouderが良い

L1は荒くざらついている音の印象です。それにLouderに比べレンジも狭い。

Louderの方が音質が一段向上している印象ですね。低域は豊かで存在感のある音。L1に比べアナログライクな音。

そして上に書いたピークとRMSの関係の通り、Louderは音に迫力があります。迫力だけでいうとL2やL3よりも出しやすいです。

音圧優先ではLouder

LouderとL1の比較は、Louderに軍配があがりました。発売時期が全然違うので当たり前と言えば当たり前の結果ですね。

Louderでは簡単に音圧が上がります。ツマミをひとつまわすだけで音に迫力がでます。音圧や迫力を優先するならまずインサートしたいプラグインです。

ただ、今回感じたのは音のパンチやスピード感が欲しければLouderでなく、他のプラグインのほうが良さそうかなと。

ひとえに音圧と言っても、プラグインのキャラクターは様々です。その時々で必要なものを選べるようになりたいですね。

Waves Plugin

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