カラー図解が分かりやすい「和楽器の世界」

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ヴィジュアル的に楽しめる和楽器の本

楽器の写真がとても美しくて内容がすっと入ってきます。

本の中身は、日本の伝統音楽の説明と、和楽器の説明など。

日本の伝統芸能の世界

まずは日本の伝統芸能の概要をざっと説明。ここは序章みたいなものなので、そこまで詳しくありませんが、雅楽における楽器構成や、例えば歌舞伎の経緯、

”江戸幕府が開府した直後、遊女たちが刺激的に踊る「遊女歌舞伎」が爆発的な人気を得るが、風紀の乱れを理由に幕府はこれを禁止。次はそれに変わり美少年たちの「若衆歌舞伎」を始めるが、今度は男色の興味によりこれも禁止。次は、前髪を剃った成人男子の「野郎(やろう)歌舞伎」が始まって、、、”

みたいな流れが記載されていたり、歴史的な流れがとても面白いです。

ここでは、雅楽、能、狂言、歌舞伎、文楽、祭などの説明が記載されています。

第一章から第三章までは和楽器について

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ここからが、この本のメインです。まずは「弾きもの」と呼ばれる弦を弾き演奏する楽器。

三味線からはじまり、箏、大正琴、琵琶、胡弓など。

とにかく写真が美しいので、見ているだけで楽しめます。

しかも、楽器の外観だけではありません。三味線の内部は、音の反射を複雑にするために細かな細工が施されているなど、普段見ることのない楽器の内部の写真もあったり。

能管、篠笛、雅楽の笛、尺八などの「吹きもの」では、楽器がどうやって作られているか写真つきで説明されています。

おすすめの和楽器本

これから和楽器を学ぶ人にオススメする「実践 和楽器入門」 | SITE2913

最近、本書以外にも実践「和楽器」入門という本を読みました。どちらも基本的なことを学ぶには十分です。

あえて比較すれば、

実践「和楽器」入門は、伝統音楽の十分な説明や、三味線、琴、尺八の演奏の基本や、奏法などを知りたい人向け

和楽器の世界は、和楽器をヴィジュアル的に楽しめるのがいちばんの魅力。図鑑的にも使いたい、又は楽器の構造を知りたい人向け

ですね。

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和楽器の種類を知るほどに、実際の音を生で聞いてみたくなりますね。帯にも書いていました。ほんと日本の楽器は美しいです!

和楽器の世界 目次

イラスト図説 日本の伝統芸能の世界
雅楽

狂言
歌舞伎
文楽

現代邦楽

第一章 弾きもの
三味線

大正琴
琵琶
胡弓

第二章 吹きもの
能管
篠笛
雅楽の笛
尺八

第三章 打ちもの

締太鼓
雅楽の三鼓
歌舞伎の音
日本の太鼓の世界
祭りを盛り上げる打楽器
いろいろな撥、撞木
擬音の世界

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