練習用の小型ギターアンプで迫力ある音が録れるのか?VOX PATHFINDER10でマイク録音をしてみた

vox pathfinder10-1

VOXのPATHFINDER 10 自宅練習用に使われる小型のギターアンプです。

小型と言っても出力は10W。このワット数がどれくらいのイメージかと言うと、ヴォリュームを最大まであげると隣人から苦情がくるレベルにまで音がでます。練習用には十分すぎるほどです。

ただ、ミニライブなどのように野外で鳴らしたり、他の楽器とのアンサンブルの中で使用すると10Wでは少し物足りないなと言うところ。

ギターの入門用セットについてくるアンプもだいたいこのくらいのワット数のものですね。

自宅練習用として定評のあるアンプ

VOXのPATHFINDER10が自宅練習用として定評のある理由は、コストパフォーマンスがとても良いためです。特にクリーンチャンネルの素直な音に評判が良く、入門用のアンプとは思えないほどの美しい音がでます。

vox pathfinder10-3
PATHFINDER10のコントロール部は、クリーンとドライブの2チャンネル仕様、EQはトレブルとベース、あとはゲインとヴォリュームというシンプルな構成。

ちなみに、クリーンチャンネルとは対照的にドライブチャンネルについては酷評が多く、あまり使えるものでないという意見も多いです。。

そんなVOXの小型アンプですが、自宅レコーディングという観点から見た場合、どれくらい使える音になるのか?

美しいと言われているクリーンチャンネルは本当に美しく録音できるのか?

酷評のドライブチャンネルは、本当に使えないのか?

VOXのPATHFINDER10の前にマイクを立てて、ギターの音を録ってみました。

ギターのマイク録り

vox pathfinder10-2
アンプの前にSHUREのSM57。楽器録音の定番用マイクをセットしてみました。ギターはレスポール。アンプ直での接続です。

録音した音はこちら。前半はクリーンチャンネル、後半はドライブチャンネルです。DAW側でダイナミクス処理は少々していますが、空間系エフェクトはインサートしていません。

音の評価

クリーンチャンネルはさすがですね。何と言っても「素直な音」であり、VOXらしい温かみと艶を感じさせる音。

音にコシもありますし、レスポンスもまずまず。適当なEQでもいい感じに鳴ってくれるのが素晴らしいです。

対して、ドライブチャンネルは、、、言うほど悪い印象もないですね。事前情報が良くなかったせいもあり、どうせイマイチだろうと思っていたのが案外イケたような感触かなと。

ただ、音作りできる幅も狭く、シャリシャリした歪みや音抜けの悪いモコモコした感じになり易いので、決して万能ではありません。あくまでもピンポイントな音作りでの話です。

まとめ

クリーンもドライブチャンネルも思った以上の音で録れました。10Wクラスのアンプっていうのは、もっとペラペラした音かと思っていましたが、小型アンプと思えないほど低音もよくでますし、意外に良い感じに録れるものですね。

マイク録りは、ソフトのアンプシミュのようなデジタルっぽさもなく温かなアナログライクな音になるのも良いところです。

もっともっと高出力の大型アンプと比べれば、劣る部分もあると思いますが、自宅で気軽に使えるサイズ、手頃な価格帯でこういった音が得れることにびっくりしました。

エフェクターを使った音作りをしたり、DAWで空間系処理などをすると十分に使える音になるのかなと。

VOX PATHFINDER10

スポンサーリンク