次世代シンセ OUTPUT「SIGNAL」レビュー

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世界で最もパワフルなパルスエンジンを搭載した音源「SIGNAL」

リバース専用音源「REV」を生み出したOUTPUTによるソフト音源です。

SIGNALの特徴は、アナログの生楽器とデジタルのシンセサウンドをレイヤーした上に、人間の脈のようなパルスを掛け合わせることで新次元のサウンドを生み出すというもの。

Native InstrumentのKontaktで動作し、総容量は40GBにも及びます。

パワフルなパルスエンジン

SIGNALの謳い文句は、「世界で最もパワフルなパルスエンジン」や、「新次元のサウンド」「次世代型シンセ」など、なにやらすごそうでありますが、それがどのようなものなのかイメージできませんでした。

音を重ねていく”音のレイヤー”と言っても今に始まったことでもなく、”パワフルなパルスエンジン”と言っても従来からのLFOと何が違うのか?

公式のトレーラームービーやデモムービーは、お洒落に作っているので実際の機能はいまひとつ分かりにくいです。

先ずは簡単ですがSIGNALの概要を紹介してみようと思います。

SGNALの概要と使い方

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音色の設定部分。レイヤー1とレイヤー2に音色を設定します。ここで選んだ2つの音を重ねて音を出します。

アナログ楽器では、ピアノ、ハープ、チェレスタ、マリンバ、ギター、ベース、フルートなどがあり、

デジタルでは、サイン波、ノコギリ波、三角波、矩形波、などのシンセサウンドから選ぶことができます。

ピアノとサイン波というようにアナログとデジタルを合成したりと、音の基本となるところを設定します。

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音色を選ぶと、次はそれに掛け合わせるパルスを選択。パルスは、一般的なシンセサーザーで言うLFO(Low Frequency Oscillator)に相当するところ。

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単純な波形から、上の画像のように複雑な波形のものまで45種類のパルスから選択が可能。

パルスは、1つのレイヤー音に対して、2つの波形を合成したり、テンポ同期やパルスタイプの組み合わせなど様々な設定ができます。

他には、それぞれのパルスに対して、ADSRやピッチ、ボリューム、パン、フィルターなどを独立して設定することも可能です。

ここまでのところがSIGNALの心臓部です。音色とパルスの組み合わせというと簡単ですが、ここの設定により膨大な数のサウンドを作ることができます。

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音色やパルスで複雑な音作りを可能にする一方、直感的に音作りができるのもSIGNALの魅力です。画面中央のマクロスライダーは複数のパラメーターを手軽に調整することができます。この部分を動かしているだけでも、気持ちのよい変化が得られます。

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パルスエンジン個別にエフェクトも設定可能。基本的なエフェクトは一通り揃ってます。

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タグ分けされているプリセットは500種類。どれも格好良い音ばかりなので、ここからイメージを膨らませていくことができます。

デモサンプル

SIGNALを使った3曲のデモです。まだ使いはじめでSIGNALの魅力を十分に伝えられない部分もあるかと思いますが。

1曲目はドラム以外全てSIGNALで鳴らしています。2曲目と3曲目は全てではありませんが、メインはSIGNALです。

搭載されているプリセットはとにかく格好良く、そこからさらに調整を加えることで求める音に近づけることができます。他のシンセサイザーのように難解な印象はあまり感じませんでした。シンセを専門にしていない人でも直感的でクリエイティブな音作りができるような音源ではないかと思います。

SIGNAL FREE

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無料版もあるので、まずはこちらを入れてみるのが良いかなと。

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