話題のデベロッパー初のエフェクトプラグインOUTPUT「MOVEMENT」レビュー

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OUTPUTは、リバースサウンドに特化したシンセであるREVをリリースしたことで一躍有名になったメーカーです。そんな同社初のエフェクトプラグイン「MOVEMENT」を導入しました。

MOVEMENTの概要

リズムエフェクトプラグインのMOVEMENTは、同社のシンセ「SIGNAL」のパルスエンジンをエフェクト化したものというイメージです。VST、AU、AAXで動作するプラグインとなっています。

次世代シンセ OUTPUT「SIGNAL」レビュー | SITE2913

心臓部となるリズムエンジン

プラグインの中身は、大きく3つに分けられます。

  • リズムエンジンを2つ搭載している
  • それぞれのリズムエンジンにFX(エフェクト)を設定できること
  • 中央のXYパッドで音に動きをつけられること。

この中でも心臓部となるのは、ひとつめのリズムエンジンです。

リズムエンジンを2つ搭載

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入力された音は、2つのリズムエンジンに送られ、さらに2つのリズムを設定できるので、合計4種類のリズムで音作りをすることができます。

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設定できるリズムは、SIGNAL同様にLFO、ステップシーケンサーなどから決定します。設定したリズムは、それぞれにボリュームがあるので、混ぜる分量を任意で決めることが可能。

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中央のXYパッドには、任意のパラメーターをアサイン可能で、簡単に音に動きをつけることができます。

デモ音源

中央で鳴っているアコースティックギター音源にMOVEMENTをインサートしてみました。ベタ打ちのMIDIですが、MOVEMENTにより動き(リズム)が付加されたことがわかると思います。

最初の4小節はMOVEMENTバイパス、その後4小節ごとにプリセットを変えています。

音に動きを与えるプラグイン

MOVEMENTは、パワフルなリズムをトラックへ与えるプラグインです。それは、ディレイのようであったり、トレモロだったり、シンセのようだったり、トラックをあらゆる形へ変化していきます。

上のデモの40秒あたりから鳴るシンセサウンドもMOVEMENTによるものです。ギターの音が変化してシンセっぽく鳴っているのです。

今回は、アコースティックギターのアルペジオにインサートしましたが、白玉コードにインサートしたり、ギターでなくドラムトラックなどにインサートすると全く違った印象になります。

MOVEMENTに搭載されたリズムエンジンからは、無限に近いサウンドを作りだせます。単純なものから複雑なサウンドまでを手に入れることができます。

音作りが難解だと思うところもあるかもしれませんが、リズムエンジンの組み合わせによるプリセットが300種類用意されています。ここで出会えたサウンドがクリティティブを刺激し、新しい要素を得た作品を生み出せるはずです!

SIGNALとの違い

ちなみにSIGNALとの違いですが、SIGNALでは、あくまでもSIGNALのシンセサイザーの中でしか、このリズムエフェクトが使えません。

MOVEMENTでは、任意のオーディオトラック、録音したギターやベース、キーボードなどあらゆる楽器に使用することができます。

OUTPUT MOVEMENT

MOVEMENT FX Engine by Output | Output

ソフトウェア音源 「MOVEMENT」 | SONICWIRE

Output初のエフェクトプラグイン『Movement』 | MeloDealer

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