【制作記録】マルチバンドコンプレッサーの帯域設定を変更

マルチバンド帯域設定2

Wavesのマルチバンドコンプ「LINEAR PHASE MULTIBAD」

5バンドあるコンプレッサーであり、あらかじめ設定されている帯域設定は以下の通り。

マルチバンド帯域設定
デフォルト設定と、一部のプリセットを抜粋してみました。

上の表を見る限り、どれも大きくは違わないのかなという印象です。90Hz以下の低域と、中低域、中高域、高域、超高域という分け方ですね。

いつもは、表の一番下の「Basic Multi」というプリセットを呼び出して、スレッショルドや各帯域のアタックやリリースを微調整するという感じで使っていたのですが、

これだと思うように調整ができないこともあったりで、帯域設定を主にデフォルトセッティングを見直そうというのが今回の試みです。

作ったプリセットはこちら

マルチバンド帯域設定2

帯域設定は、
① 〜90Hz
② 90〜250Hz
③ 250〜1024Hz
④ 1024〜4000Hz
⑤ 4000Hz〜
という設定です。

Wavesのプリセットに比べて、低域側を細かくした感じです。あと帯域設定以外もいつも使うような値を入れてみました。

低域を細かくしたのは、やっぱり2MIXの音のエネルギーというのは低域が大きくて、コンプレッションしようとしても低域が先に引っ掛かってしまうので、その部分を細かくコントロールしようというのが狙いです。

それに低域側が細かいと、低域の量感を増したり減らしたりといったEQ的な使い方もやりやすくなります。

もっと低域を細かくしてもいいかなとも思いますが、このあたりは曲によって最適なところを設定していこうかと思ってます。

今までは曲によってスレッショルドやアタック、リリースなどは変えていましたが、帯域設定を変えるっってことはあまりしてこなかったのですよね。ただ、これだと圧縮のされ方、量感の出し方、音圧の出し方が思うようにできなかったり。

曲によって周波数構成は様々で、それに加えてその曲をどうしたいのか。このあたりをふまえて帯域幅の設定を含め、曲ごとに色々と変えていければ良いかと。

ちなみに、低域を細かくした設定で1曲仕上げた結果は上々です。曲の土台となる低域をどれだけきれいにまとめられるか。作品の質に大きく関わってくるところだと感じるのですよね。

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