【ミックスデモ記録】キックとベースの低域分離とその他5項目

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ミックスの練習を兼ねて、デモ曲のプラグイン処理を実施しました。

ミックスの練習

【DTM】ミックスの練習をしよう

デモ曲に処理を施し、ミックスの勘を養おうというものです。今回は低域の処理を中心に6項目ほどの処理を実施しました。それらの作業の中でいろいろと分かったことがあるので、ここに記録しておこうと思います。

下記に記載している内容を施したデモ音源は、記事のいちばん下にアップしています。

ちなみにデモ曲の楽器構成は、

センターにドラムとベース
同じくセンターにリードギター
10時方向にバッキングギター
ステレオでパッド

という至ってシンプルなものです。

以下、今回実施した処理です。

キックの質感コントロール、ベースとの分離をよくする

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ベースは100〜200Hzくらいにかけて、ボリューム感のある太い音。
キックは80Hzくらいにピークがあるものの、同じく200Hzくらいまでの量感がある太い音。

お互いが干渉するので、EQでそれぞれに帯域のスペースを設けたのですが、EQだけだと上手く処理できなかったのですよね。キックとベース、ともにウェットな音なので余計にごちゃっとしていたのです。

そんな中、WavesのOneKnob Driverをキックにインサートしてみるとこれが思いほのか良くて、質感がほどよく変化してくれるのです。ウェットだったキックの音が、OneKnob Driverをインサートすることでドライな感じに。

帯域構成が変わった効果もあり、ベースとの分離もまずまず。

OneKnob Driverは、歪みを足すっていう使い方以外にこうやって、質感の変化やトーンコントロールとしてでも十分使えるのですよね。使い方は、ツマミのMaxが10のうち1〜2くらいでも効果は十分。

そう言えば、どん底音楽さんでもOneKnob Driverのことが書いてあったと思って見てみると、

【DTM】キックにむっちゃ使える!!Waves OneKnob Driver | どん底からの音楽生活

同じような使い方でした笑。頭の片隅にあったのかもしれませんね。被ってしまいました。

ステムドラムにサチュレーションを

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ドラムのステムトラックにヴィンテージ感というか、サチュレーションを加えてみようという試み。

使ったプラグインはWavesのKramer Master Tape。真空管の暖かみや、テープのサチュレーションを付加できるものです。

これでドラム全体的に歪み感を足してみました。概ね満足なのですが、もう少し超高域の散らし方はきれいにしたいかなと。トラックに直接インサートするのじゃなくて、センドなどを多用した方がいいかもです。

センターをひとつのグループにする考え方

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使っているDAWソフト LogicのパンはL64〜R64までの幅になってます。センターは「0」。

デモ曲では、キックとベースとリードギターはセンターに配置していて、今までセンターというとパンを「0」にしていたのですが、センターをひとつのグループとしてみてもいいのじゃないかなと思ったりも。

具体的には、L5〜R5くらいまでをセンターとして、その範囲内に配置するというもの。デモ曲では、テスト的にキックを「0(ど真ん中)」、ベースを「L5」、リードギターを「R5」に配置してみました。L3〜R3くらいまでの範囲でもいいような気もしますが、とりあえず効果が分かりやすいように配置です。

ほんの少しずらすだけで、全体としてすっきりするのですよね。以後、経過観察です。

クリーンギターをOneKnob Louderで太く

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またもWavesのOneKnobシリーズからLouder。OneKnobはシンプルな操作で、とりあえずインサートっていう使い方ができるのですごく便利。

クリーンのリードギターの線が細いのが気になっていたので、Louderで太くしてみました。このあたりの手法はもう少しレパートリーが欲しいのですよね。録り音との関係もありますが、今後と言うか、以前からずっと課題だった項目なのです。

リードギターのトランジェント調整

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同じくリードギターのトランジェントを調整。

WavesのTransXというトランジェントシェイパー。音の立ち上がりを調整するものです。今回はこれを使って、アタックを遅めにしてみました。ライン録音したギターのアタックが硬すぎるのを柔らかくするのが目的です。単にコンプでアタックを潰すのに比べて、こちらの方がイメージに近くなるのですよね。

今は、とりあえずTransXをインサートして、ざっと調整してみたくらいですが、コンプとの併用を考えればもう少し上手く調整できそうなかと。

マスターにルネッサンスコンプ

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マスターに簡易マスタリングとして、リニアフェイズEQ、マルチバンドコンプ、リミッターをインサートしていて、これにWaves ルネッサンスコンプを追加してみました。1段目をルネコンプとしました。

ルネコンプを追加することで、段階的な圧縮&ゲインアップに加えて、全体としてのまとまり感が増した気がしますね。マスタリングについても、圧縮のさせ方など色々と試してみたいことがあるので、それらを別途確認してみようかなと。

出来上がった現在のミックスはこちらです。

まだまだ気になるところはあるので、次回は別の項目を試していこうと思ってます。とりあえずは現状のビフォーアフターで。

ビフォー

上記項目の処理前はこんな感じ。

アフター

上記項目の処理後。

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