LogicProX アルペジエーターをMIDIデータ化する方法

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LogicProXに搭載されているアルペジエーター。多機能且つパワフルなツールとして評価の高いMIDIプラグインです。

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試しにMIDIトラックを立ち上げて、コードを入力します。

全音符で入力しただけなので、このままだと白玉で演奏するだけですが、アルペジエーターをインサートすることで様々なリズムや音の並びが生まれ、多彩な演奏を行うことが可能となります。

このアルペジエーター内における設定だけでも、リズムや音の方向性、バリエーション、音符の長さやベロシティなど色々と設定を変えることができ、とても使い勝手の良いツールではあるのですが、

実際の曲の中で使用しようと思ったとき、「全体的なアルペジオパターンは良いのだけど、4小節目の後半だけもうちょっと、違う音使いで、、、」みたいな要望がでてくるのですよね。

そんな時に使えるのは、アルペジエーターの出力を録音してMIDIリージョン化するという方法。使用するのはMacのIACドライバです。

手順をひとつひとつ見ていきましょう。

① トラックにアルペジエーターをインサート

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先ずは任意のトラックにアルペジエーターをインサートして、アルペジオパターンを作ります。これをトラック1とします。

② IACドライバの設定

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Mac – アプリケーション – ユーティリティ – Audio MIDI設定アプリを立ち上げ。MIDIウインドウを立ち上げて、IACドライバをダブルクリック。

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IACドライバのプロパティが表示され「装置がオンライン」にチェックを入れる。何らかのポートが形成されていることを確認。

③ External Instrument用のトラックを作成

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Logicに戻り、新しくソフトウェア音源トラックを作成し、Instrument – Utilityから「External Instrument」を選択。この時、トラック1で作ったMIDIリージョンを新しく作ったトラックへ移動させておきます。

④ External Instrumentの設定

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External Instrumentプラグインウインドウを立ち上げて、MIDI DestinationのところにIACドライバを設定。ここで設定するのは③で設定したIACドライバのポートです。

⑤ MIDIプラグイン「アルペジエーター」も移動

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元トラックへインサートしていた「アルペジエーター」も新しいトラックへ移動させておきます。アルペジオ設定はもちろんコピーで。※トラック1にインサートしていたアルペジエーターは外しておくこと。

⑥ トラック1への録音

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トラック1をRecモードにして録音を実施。IACドライバによってMIDIをルーティングしているので、アルペジエーターの出力がそのまま録音されます。

⑦ MIDIリージョンとして編集可能

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録音されたものは通常のMIDIリージョンを扱うのと同じく、自由に編集できます。

まとめ

IACドライバは、MIDIのルーティングのドライバであり、仮想のMIDIポートを設定するものです。

External InstrumentもMIDIを送受信するのに使われるものです。

上記の流れは、文字にすると少々小難しく思えるかもしれませんが、やっていることは設定した仮想ポートからMIDIを録音しているという内容です。

もともと機能的なLogicのアルペジエーターですが、MIDIリージョンとして扱えることにより、さらに扱いやすく自由度の高いものとなりました。

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