抜群のコスパを誇るアコギ音源 IK SampleTank3「American Acoustic」レビュー

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IK SampleTank3の拡張音源の「American Acoustic」

マーチン定番のD28をイタリアのIKスタジオでレコーディングしたものとなります。

奏法は、フィンガースタイルやピックをはじめ、コード弾きのStrumや、スライド、ハーモニクス、エフェクトサウンドなど全部で91種類にもなるほど。容量は2GB以上、サンプル数は2000にも及びます。

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INSTRUMENTが沢山あるので、その中から適当なものを選んでみましょう。

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パフォーマンスノイズや、スライド、アタック、リバーブなどを簡単に調整できるマクロスライダーがとても便利。

音の印象


サウンドクラウドにアップされている公式デモ(上の音源)を聞いたときの印象は、とてもリアルでロック的な音という感じ。

音質は少し硬めなので、余計にそう感じたのかもしれません。

個人的には、IK自体がロック的なイメージの音、Amplitubeにしても、T-Racksのエフェクト群にしてもロック的な音のイメージを持っていて、クリアというよりもどちらかと言うと荒々しい感じ。

悪い意味での荒々しさではなくて、ロック的な魅力のあるもの。別の言い方をするとアナログ的であるとか、リアル系に強いとか。

IKの製品を全て使ったわけじゃなく、今まで自分が使ってきた少ない製品からの印象となるのですが。

メーカーにはメーカーの音があり、IKの場合はそれが”ロック的”だと感じるのです。

もちろん、American Acousticの使えるジャンルが狭いということはなく、ポップス、ロック、フォーク、R&BからEDMに至るまで様々な音楽に使えます。

音の硬さが気になる場合はエフェクトをOFFにしよう

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ロック的にアコースティックギターを使うのじゃなく、もっと落ち着いた曲調では硬質な音がマッチしないかもしれません。その場合はエフェクトをOFFにしましょう。

多くのサウンドはエフェクトを絡めた音作りがされていて、中にはEQでミッドやハイがブーストされているものが多々ありました。

上のサウンドでは、Midが3.3dB、Highが2.6dBブーストされた設定になっています。

このため音抜けは良くなりますが、硬い印象が顕著になっていたのですね。EQをオフにすると印象はガラッと変わります。

デモ音源

簡単ですが、デモ音源を用意しました。3つの音色を使っています。

4小節ごとに以下の音色を設定しています。
1 ハーモニクス
2 フィンガースタイル
3 フィンガースタイルステレオ

ベタ打ちのMIDIですが音のリアルさはさすがですね。音の立ち上がり方やロングトーンの揺らぎがとても気持ち良いです。

上のデモではもともと設定されていたEQを全てOFFしている素のままの状態です。元音自体は芯のあるしっかりとした音なので、プラグイン処理などもやりやすいかと思います。

IK Multimediaはよくセールをやっているので、そのタイミングで購入すればかなり安く手に入ります。この値段でこのクオリティの音源は抜群のコストパフォーマンスだと感じますね。

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