ギターのカッティングノイズをDAWのオートメーションで処理してみた

カッティングノイズ1

カッティング時に不要な弦を弾いてしまうこと。

上手いひとほど、ノイズの少ないカッティングをする

コードでも単音でも、カッティングするときは不要な弦は鳴らしてはいけません。

基本は左手でミュート。これが甘かったら、時にボワーンというかっこ悪い音が鳴って演奏が台無しになるのですよね。

カッティングは「ギターの上手さが分かる」と言われるだけあって、演奏力が如実にでてきます。

僕もあまり得意なほうではなくて、最近録音したカッティングフレーズでも見事にノイズを発生させてしまいました。

カッティングフレーズにOKテイクをだしたときは気にならなかったのに、ミックスしてコンプやEQで平均化するとどこから顔を出してきたのか、ボワンとした低音ノイズが発生しているじゃないですか。(最初からあったのに気がつかなかったのでしょうが。)

ミックスも終盤で録り直すのも何ですし、こういう時はDAWの利便性を駆使しましょう。

カッティングトラックのアナライズ

カッティングノイズ2
不要な低音弦を弾いてしまって、ボワンとしたノイズがでているところをアナライザーで見てみます。

まあ、、、よくわかりません。周波数構成は複雑なので、よほどの大きなノイズでない限り、これだけでは判断がつきません。

カッティングノイズ3
なので、手動で探します。音のピークを探すようにEQのQ値を絞って、10dBくらいブーストして「ノイズ」の場所を探ります。今回は、低音弦のノイズだったため、210〜220Hzくらいのところで一番ノイズが目立っていました。

カッティングノイズ4
そのままカット方向にして、ノイズが目立たなくなるまで下げます。

具体的にどれくらい下げるか、またQ値をどれくらいにするかっていうのは、ノイズの出方にもよるので一概に言えませんが、ここで気にならない程度まで下げます。

下げ幅が決まったら、あとはオートメーションでノイズの箇所だけEQカットがONになるようにするだけ。

カッティングサウンド

ちなみに、今回は単体のカッティングトラックで聞くと、マイナス10dBくらいカットしてもノイズはなくなりませんでした。でも、最終的に決めた値はマイナス5dBのカットです。ノイズが鳴る一瞬の間だけ。

全体のミックスで聞いてみると、それくらいでもあまり目立たないかなと。ちなみにこんな感じです。

少しボワンってしていますが、そんなに気にならないレベルにまでできたかな?と。。

カットの考え方は、

最小限の音質変化で、全体のミックスで聞いた時に目立たなくする(多少は鳴っていても気にしない)。
又は、
音質変化よりも確実にノイズを除去することを目的とする。

というように分かれますが、このあたりはケースバイケースで選択していけばいいのじゃないかなと。ただ、カッティングノイズの出方によってはフレーズが成り立たなくなったりで、処理しきれないこともあります。万能ではありません。

DAWでできることもありますが、基本はノイズを鳴らさない演奏力です。

練習ですよね。はい。

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