アナログ感満載のApolloTwinのマイクプリUnison機能を試してみた

UniversalAudio_ApolloTwin-Micpre-2

Universal Audioのオーディオインターフェイス「Apollo Twin」のレビューです。

Apollo Twinのユニゾン機能

Apollo Twin Interface with Realtime UAD Processing and Thunderbolt

UniversalAudio Apollo Twinを購入!解像感のある音とUADの音質はホームスタジオに最適!!

最近購入したApollo Twin。良質なマイクプリに加え、Universal Audioの最新技術である「Unisonテクノロジー」が搭載されていたのも購入の決め手であり、すごく期待していた機能なのであります。

Unisonテクノロジーとは、アナログマイクプリをエミュレートする技術であり、オーディオインターフェイスの物理的なインピーダンスやゲインステージ回路を制御することにより、プラグインのみでは得られなかったサウンドが得られるというものです。

そんなUnison機能の効果を調べるため、実際に音を録音してみました。

録音はギターのライン撮り

UniversalAudio_ApolloTwin-Micpre-1
録音の条件は、レスポールギターをApollo TwinのHi-Z入力へ直挿しして、DAW Logicへ録音するというもの。ハードのエフェクターなどは使わず、ギターから直でApollo Twinへ入力します。

UniversalAudio_ApolloTwin-Micpre-3
そして、Apollo側では「610B」というApollo Twinに標準で付属しているマイクプリプラグインをインサートします。

「610B」マイクプリは、Universal Audioの2-610、LA-619mk2、6176などのハードウェアと同一の設計がされている真空管マイクプリのプラグイン版です。

ちなみに、先日DTMステーションでもApollo Twinのマイクプリ聴き比べがありましたね。こちらは「Neve 1073」というプラグインを使用し、実機との聴き比べを行っているものです。

apollo twin搭載のマイクプリをNEVE 1073実機と比べてみた! : 藤本健の“DTMステーション”

録音したものは以下

録音したものは以下の5種類。

① Apolloマイクプリのみ
Unison機能は使わずにApollo Twinの標準マイクプリのみを使用

② Apollo+610B
610Bを使用したもの。

③ Apollo+610B+EQ(4.5kHz 3dB Boost)
610Bを使用し、さらに610BのEQセクションで4.5kHzを3dBブースト。

④ Apollo+610B(AmpLevel UP)
610Bを使用し、音がジャキジャキに歪む寸前までゲインを上げたもの。

⑤ Apollo+610B(AmpLevel Max)
610Bを使用し、音を思い切り歪ましたもの。やり過ぎの音です。

マイクプリという特性上、ディストーションなどのように派手な効果ではないので環境によっては音の違いが分かり難いかもしれません。なので上記の音は、610Bの設定の中で極力大きな変化がでるようにしたつもりです。

サンプルサウンドはこちら

演奏は単純なもので何なのですが、こういう方が聴き比べしやすいかなと。ハードのエフェクターや610B以外のプラグインは何も使用していない生の音です。

ユニゾン機能による音の変化!!

今回、Apollo Twinのマイクプリ1種と、610Bの4種の音を録音してみました。いちばん最後のガンガンに歪ましたものは、あくまで参考なので横に置いておいて、

610Bの有り無しで比較した場合、

まずびっくりしたのが、610Bを使用していないApollo Twinのマイクプリの音もすごく良くて、ギターをオーディオインターフェイスに直挿しした音っていうのはもっともっとライン臭くて、力のない音だと思っていたのが、Apollo Twinのマイクプリの音は全然そんなことはなく、直挿しでも十分に使える音に感じますね!

そして、610Bをインサートしたものは、全体的に音が豊かになり迫力が増した感じ。音の粒立ちや明瞭度などもよくなり、ギターを弾いていてもすごく演奏しやすいのです!!

ゲインを上げていくと音がどんどんとアナログ的に太くなっていくのも良いですね。質はほんとに良くて、このあたりのアナログ感っていうのはプラグインだけじゃなかなか得られなく、「Unisonテクノロジー」だからこそのサウンドじゃないかと思ったりするほどです。

Unisonだけじゃない!UADだって優秀だった!!

UniversalAudio_ApolloTwin-Micpre-4
Apollo TwinにはDSPが搭載され、Realtime Analog ClassicsというUADプラグインが付属しています。せっかくなので、今回の音をUADプラグインで処理してみました。

ギターをApollo Twinに直挿しして、610Bをインサート、DAW側でUADプラグイン処理という流れです。

使ったUADプラグインは、
UA 1176LN Legacy
Roland CE-1
Helios69
RealVerb Pro
の4つです。

コンプ、EQ、コーラス、リバーブでの処理です。UADプラグインもまだまだ使い始めたところなので、ざっくりと処理をさせたというくらいなのですが。

プラグインの印象としては、こちらもアナログ感満載で、そしてどれも音楽的なのですよね。プラグイン自体の掛かり方や、パラメーターを変えたときの音の変化など、ものすごく音楽的に音が変わっていくのです。このあたりはWavesとは全然違った感触ですごく新鮮です。

処理した4つのプラグインのうち、RolandのCE1というものだけは、14日間のデモモードでの使用だったのですが、この掛かり方もほんとに良くて購入の第一候補となりました。(こうやってUADの沼にはまっていくのですよね。。)

UADプラグインで処理した音はこちら

まとめ

今回試してみたApollo Twinのマイクプリの音質はとても良くて、ライン臭もかなり軽減されていて、クリーンギターなどではこの音をベースにした音作りでも十分に使えるものだと感じますね。

そして今回のメインであるUnisonテクノロジーは期待通りで実にリアルです。プラグインで無理に色付けをしたというものでなく、実際の回路を併用してのエミュレーション技術は、他に類を見ない仕上がりになっていると思われます。

今回はギターでの評価でしたが、DAWで鳴らしている他の楽器をルーティングすることも可能ですし、マイクプリのプラグインとしても今回の610B以外に、610A、Neveなどがあり、今後もさらに増えていくことと思われます。

こういった新しい技術をどんどんと制作に活用していきたいですね。Unison機能はほんとに感激です。そして僕はUADの沼に片足を突っ込んでしまいました。

UNIVERSAL AUDIO Apollo Twin

ua_apollotwinmkii_l1
UNIVERSAL AUDIO (ユニバーサルオーディオ) APOLLO TWIN MKII SOLO
UNIVERSAL AUDIO (ユニバーサルオーディオ) APOLLO TWIN MKII DUO
UNIVERSAL AUDIO (ユニバーサルオーディオ) APOLLO TWIN MKII QUAD

スポンサーリンク