いつまでも曲ができない?完成の判断を下す6つのポイント

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DTMで作曲から編曲、ミックス、マスタリングと全ての作業をこなす人にとって、いつ、どのタイミングで完成の判断を下すかはすごく悩ましいところ。


気になるところがあるからと言って、ダラダラと作業を続けてしまうといつになっても曲が完成することはありません。

時には、良い仕上がりにするために根気よく作業することも必要ですが、曲ができない状態っていうのもあまり褒められたものではありません。

完成のタイミングをいつにするのか?どのような判断でそのタイミングを見極めるのか、

以下、曲の最終完成だけじゃなく、作曲やアレンジ、録音、ミックス、マスタリングなど各プロセスごとにも通じるように書いてみようと思います。

1. 期間を定める

○月○日までに完成させる!と言うように期間を設定して、その期日がくるまでは精一杯作業します。その期日がきたときに多少気になるところがあっても、もうタイムアップです。完成とともに曲をアップしましょう。

時間内にどれだけの成果を残せるか、それが今の実力です。

気になるポイントがあると認識しながら、作品をアップしていくことに抵抗を覚えるかもしれません。ですが、長期的にはこれらを続けていくことで同じ期間内で仕上げられるクオリティというのは確実に上がってきます。技術的なレベルはグッと上がってくることだと思います。

期日をベースにして、作品数を上げていくこと。一つの有効な手段です。

2. 完璧主義にならない

完璧主義にならないこと。多少音がぶつかっていようとも、リズムがよたっていても、高域が出過ぎてたとしても、過剰に気にしないこと。

リスナーはそんな細かい批評をすように音楽を聴きません。中には、技術的な指摘をするような人もでてきますが、それはそれです。受け取り方が異なります。

重箱の隅をつつこうと思えば、いくらでも出てくるはずです。それらの意見にも謙虚に応じる必要はありますが、曲作りにおける活動の主たる部分はきっとその部分ではないはず。

非の打ち所がない優等生的な曲を作ることが目標でしょうか?そういう曲が良い曲なのでしょうか?

もっと音質を上げたい、もっと技術を向上したい、クリエイターにとってそういう気持ちは持ってしかるべきものです。ですが、本当に良いと思える曲っていうのはきっとそれだけではないはずです。

3. 限界を感じる

ミックスやマスタリング。音の処理はやればやるほどにハマりやすいです。耳は脳と密接な関係にあるので余計です。

曲のある部分がどうしても気になる。気になって気になってしょうがないので、その部分を修正。

修正すれば完成のはずだったけど、次は別の部分が気になりはじめた。そしてスパイラル。

作り手はどうしても細かい部分まで意識して曲を聴いてしまいます。自分が作っているので当たり前のことです。もしかするとリスナーは全然気にしないことかもしれませんが、作り手はどうしても気になってしまいます。

だからと言って修正ばかりしてはスパイラルに陥ることが多々あります。そういう時は自分の限界を感じること。

例えば、100メートルを15秒でしか走れない人が次の瞬間に9秒になることはあり得ません。15秒だったのが次の日は14秒になるかもしれません。その次の日は13.5秒になるかもしれません。でも、その次は13.4秒だったり13.6秒だったり近辺をうろうろとするだけになるのですよね。

そこが限界なのです。創作においてはこんなにはっきりと数値として出るものではありません。あくまでも感覚の問題。自分を客観的に見つめて、何をどこまでできるのか?冷静な判断のもとに完成のジャッジを下します。

4. 止めない

いっそのこと止めない。完成させない。限られた場面にはなりますが、同時に複数曲を作業していて、どうしても気になるところがなくならないものが1曲あるとすると、いっそのことやり切る。半年かかっても、1年かかっても納得のいくところまで作り切る。

ただし、時間をかけたからと言って、その曲が良いものになるかと言うと、決してそうではありません。

ですが、一つの曲をやりきればその過程の中で得たものを他の作品へ活かせます。制作期間が長期に渡っても、それで納得のいく何かを感じれるものが作れたならそれはきっと自信になります。

1曲くらいそんな曲があってもいいのじゃないかと。あくまでも複数曲をどんどんと生み出している人向けです。そうじゃない人はただ単にダラダラと作っているだけになります。

5. イメージを優先

その曲は何を表現したいのか?制作イメージを感じとれる曲になっているか?その表現をやり切れているか?

演奏レベルや、音質や、ミックスバランスなんかよりも、そのイメージを感じとれる曲になっているか?

聞き手にそのイメージを植え付けれたなら、他の技術的な要素なんてさほど気になるものではありません。何よりも表現するイメージを先行させ、判断を下すこと。

じゃあその表現ができているかどうかの判断はどこでするの?ってなるのですが、

あれもこれも気にして、、と言うよりも判断基準がはっきりしてきます。大切なのは向かうべき方向性をはっきりとさせること。判断基準があいまいなままではいつになっても完成はしません。

6. 数は正義

名曲は5分で生まれます。1時間のうちに1曲作るのと、1時間のうちに12曲作るのでは、後者の方が名曲が生まれる可能性は高いです。

少し極端な例となりましたが、数は正義です。

巷に流れる曲も、短時間で作られたものは少なくありません。いい曲を作りたければ曲数を上げること。1曲をダラダラと仕上げるのではなく、スピーディーにどんどんとアップしましょう。

えっ、今作っている曲は名曲の予感なのでちょっとゆっくりと作業したい?

名曲は制作時間と比例関係にないのです。今のその曲をスピーディーに仕上げようとも、ゆっくり仕上げようとも名曲は名曲なのです。そうでないものは、制作時間に関わらず名曲にはなり得ません。

この関係を掴むこと。そして沢山の曲をアップしていくこと。数は正義です。

まとめ

これら作品の完成タイミングと言うのは、ケースバイケースです。

個人で趣味でやっているもの、ユニットやバンドとしてやっているもの、誰かから依頼されたもの、クライアントがいるもの、etc…

様々な状況がありますが、作品完成のタイミングがなかなか掴めないって言う時はこれらのことを考えてみると、また新たなヒントが生まれてくるかもしれません。

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