マスタリングはミックスで決まり、ミックスは音色やアレンジと密接に関わる。熱き気持ちの中にも冷静さを持っておくべき

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音色の選定は最後まで影響してきます。


最初から浮いている音は、どんな処理をしても馴染まない時だってあります。

楽曲全体のいびつな周波数構成は、個々のイコライジングでは整えられない時もあります。

EQでは出過ぎている部分をカットしたり、少ない部分をブーストしたり、ですが無いものを加えることはできません。

Wavesは決して魔法のツールではなく、何だってできる訳ではありません。

楽器同士のアタックがぶつかり、ごちゃごちゃした音になるとフレーズが見えてきません。もちろん分離も悪くなります。

単体でかっこいい音に意味は持ちません。楽曲は全体で聴くものであり、音楽はハーモニーだから。

最近、複数曲の作曲やアレンジ、音作りなどを行っていて思ったことこと

新しい音源を手にしたり、新しいギターアンプシミュレーターを購入したりで、新鮮な気持ちで作業しています。

この音源にはこんな音が入ってるんだ。これをこのプラグインで処理したら、もっとかっこ良くなって、、、

と勢いづいて作業したものの、いつしか大きな方向性を見失ってしまい、ごちゃごちゃした音が残るだけ。

よくあることですよね。

この作品をどのように仕上げたいのか?そのイメージを持っていないと多くの場合に上手くいきません。

DAWという自由な発想が手軽に試せるツールでは、時に素晴らしい偶然性と出会うこともあります。何も考えずに作業しても、面白いことは沢山起こります。

でも、それはあくまでも偶然。それに頼っているのも面白くなくて。

作品の仕上がりはマスタリングによって決まり、

マスタリングはミックスによって決まり、

ミックスは音色の選定やアレンジと密接な関わりを持ちます。

表現したいものは常に自身の内側からはじまります。

大きな流れを感じながら作業をすすめることはとても大切で。

基本に立ち返り、この過程をしっかりと見ていきたいと思っています。

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